筆者が選んだ人生観を変えたい人にお勧めする映画
筆者は映画が好きで暇があればWOWOWの映画を垂れ流しにしている。
その際に、自分が良いと感じた映画を携帯に打ち込んでいるのだがそれが結構な数になったのでここでその一部を紹介したいと思う。
「21グラム」
「21グラム」は2003年製作のアメリカ映画である。
監督はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ - Wikipedia
タイトルの「21グラム」とは、20世紀初期のアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルが行った、魂の重量を計測しようとした実験に由来する。
大学で数学を教えるポールは余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々。また、夫と二人の幼い娘と幸せな生活を送るクリスティーナ。一方、前科を持つジャックは、神への信仰を生きがいに妻と二人の子供と暮らしていた。だが、ジャックが起こした悲劇的な事故をきっかけに、出会うはずのない3人が思いもよらない運命に導かれていく...。
心臓ドナーのは人の死から生まれるが、皮肉にも魂の重さはたった21グラムなのだと、人の死は21グラムなのだという。しかし、その裏側、心臓ドナーが生まれるには何かしらドラマがありそれはたった21グラムなどではなく、人には計り知れない重さを含んでいるのだと考えさせられた映画です。ドナーだけではなく夫を支える妻メアリーの体外受精や罪を告白し神に祈りにを捧げ続けるジャックなど非常に複雑でいつ壊れてもわからないのに念密に絡み合っているストーリーはとてつもないインパクトがある。
ちなみにショーン・ペン(写真の男性)がヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞している。
「アイ・アム・デビット」
「アイ・アム・デビット」とは2003年製作されたアメリカ映画である。
監督と脚本を担当したのは新人のポール・フェイグ。
原作は1963年に出版され、デンマークでベストセラーしたアン・ホルムの同名小説である。元の英語表記は『North to Freedom』。
本国のデンマークでは多くの文学賞を受賞し、教科書にも載るほどの人気を誇った。
原作のアメリカでは「冒険児童小説の傑作」と高評価されている。
第二次大戦後、戦争が終結してもなお共産主義が周辺諸国に圧力をかけている時代。家族ばらばらに引き離された少年デビッドは、収容所で強制労働を課かせられ、命と精神を削りながら生きていた。死を望んでいたデビッドだったが、ヨハンと名乗る男がデビッドに生きることの大切さを教える。しかし、ヨハンはデビッドを守るため死んでしまった。亡きヨハンのため、デビッドは生き続けることを固く決意する。そしてある日、デビッドは収容所の関係者に収容所から脱出するよう秘密裏に指示され、封書として渡された自分の身分証明書を持って収容所を脱出する。デビッドは国境を越え、できるだけ人目を避けながら指示された通りデンマークへと意味もわからず向かう...。
この映画はまだ幼い子供のデビットがデンマークに行く途中で様々な出会いと別れ、体験を経て、最後の最後でこの旅の本当の意味を知るという物語です。
強制労働を強いられていたデビットは生きる意味も価値も何もないと思っていたが、実はそんな収容所でもちゃんと子供に愛をもって接してくれる大人もいるし、子供のために命をかけれる大人もいるのだと、実は君のいる世界は愛に満ち溢れているんだと考えさせてくれた映画です。
「トゥモロー・ワールド」とは、2006年のイギリス・アメリカ合衆国合作のSFアクション映画。原作はP・D・ジェイムズのディストピア小説「人類の子供たち」。
監督は
出演はクライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケインなど。
人類が繁殖能力を失った近未来のイギリスを舞台に、奇跡的に妊娠を果たした若い女性を守ることになった男を描いている。
繁殖昨日を失った人類全体がどれだけ未来に絶望していたかは到底計れるものではない。
しかしそんな中で、たった、たった一人の赤ん坊のために何もかも捨ててこれほどまでに守ろうとすることができるのか。そんな人間の真意をいせてくれる映画です。
いかがだっただろうか?ここに書いてあるのはほんの一部でしかないが筆者の人生観を変えさせてくれた映画だ。また機会があれば自分の好きな映画を書いていきたいと思う。